ノスタルジーに溢れる世界で、切ないミステリーと極上のラブロマンスが描かれる『九龍ジェネリックロマンス』より、工藤発を演じる水上恒司が名曲「田園」を歌う本編映像が到着した。
過去の記憶がない鯨井令子と誰にも明かせない過去をもつ工藤発の恋。2 人の距離が近づくほど深まっていく謎。その真相にたどり着く時、2 人は究極の選択を迫られるー。本作の舞台となる、かつて香港に存在した美しくも妖しい街“九龍城砦”。その風景を再現するため、狭く雑多な路地裏の商店など、誰もがなぜか懐かしさを感じるような古い街並みを残す台湾にて真夏のロケを敢行。

解禁されたのは、工藤発を演じる水上恒司が「田園」を熱唱する本編映像。工藤が心の拠り所にするスナック「クラブ万里」を訪れた工藤と令子。工藤が、マイクを手に力強く歌い出す。「生きていくんだ それでいいんだ」という歌詞を伝えるかのように令子に目線を向ける工藤、しかし、令子と瓜二つの見た目をしたかつての婚約者である鯨井Bが放った言葉が脳裏をよぎり、その声を掻き消すかのようにさらに熱く歌唱を続ける工藤の様子が切り取られている。
■『九龍ジェネリックロマンス』本編映映像
令子の手をとり、見つめ合いながら歌う工藤に嬉しさと切なさが入り混じった表情を見せる令子。マイクのハウリングの音ともに映し出される鯨井B。果たして工藤の瞳に映っているのは令子なのか鯨井Bなのか__。多くを語らない工藤がこの歌唱を通じて令子に伝えたいメッセージとは。九龍に生きる令子と工藤の関係とリンクし、工藤が抱え続ける切ない過去への後悔と葛藤を表現した物語の核心を突くシーンとなっている。
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